Surface Goを買ったので開発環境を構築したり安い周辺機器を購入したりした
こんにちは。さくらです。
2019年1月にMicrosoftのSurface Goを入手しました。
10インチというタブレットサイズですが、Windows10がフルで使えて画面タッチも出来るので出かけるとき中心に活躍しています。
今のところ持ち歩きやすさが絶妙でとても気に入っています。
サブ機なのでそんなにガッツリ使っていませんが、2ヶ月たった時点での感想を書いてみます。
購入決定の経緯
最初はお絵描きをやってみたくなって、iPad Proを買おうかと思っていたのですが
見ているうちに、ちょっとしたコードを書けるといいなあと考え出してWindowsの2in1機をチラ見し始めました。
すぐにSurface Goのメモリ8GBのタイプが視界に入っていいなと思いましたが、もっと安いものがないかと中国のメーカーも探してみました。
2018年末ぐらいでしたがメモリ4GBのものがほとんどで、結局Surface Goが値段とスペックのバランスが良く購入決定しました。
発売されてから数ヶ月経っていたのでちょっと安く買えました。
純正キーボードもセットです。
Surface Goは激安というものではないと思うのですが、元々お高いiPad Proの購入を迷っていたので気分的に「安い買い物をした!」という感覚でした。
買ってよかったこと(Windowsへの思いも含む)
- Windows10が使えるのがすごくいいです。開発が少しは出来るのが嬉しいです。
- AndroidやiOSと違ってファイル管理が楽で制約がないのがとてもよいです。
- Officeはさすがに快適です。
- 10インチぐらいのタブレットを持ってなかったので嬉しいし、画面縦横比率が3:2で安定感を感じます。
- ペン入力ができるのはよいです。しかしお絵描きっぽいことをしてみたいと意気込んで買った割にあまり使ってないです。こんなはずではなかったのですが…この使用状況ならiPadを買ってたら無駄にしてたかも。
微妙なところ(Windowsへの思いも含む)
この中でSurface Goが良くない点は実はそんなにないのですが、まとめて書きます。
- ストレージが128GBでなくて256GBだと嬉しかったです。128GBだと少なく感じます。クラウドストレージも使うけど同期のコストあるし。
- 外部機器の接続ハブみたいなやつが必要な局面が結構あるので面倒かも。
- 寝っ転がって長時間動画を眺めるのはクラムシェルのPCの方が角度的に融通がきくので楽ですね。
- 画像の処理によく使っているSketchというソフトが使えないのが残念です。 ブラウザで使えるFigmaが気になってます。
開発用途として
普段メインで使っているのは2015年のMacBook Pro15インチでGoはサブ機です。
当然のことながら、プログラミング用としてはCPUパワーが少ないし画面が狭いですね。
キーボードは慣れると思ったより使いやすいです。
Visual Studio Codeが問題なく動くので、WebサイトのUI修正や
サーバーにSSH接続してちょっとした作業など、軽いものに使っています。
Androidアプリ開発もWindows機で出来ますが、マシンパワーを必要とするのでAndroid Studioはインストールもしていません。
Macbook Proですら重くてファンがうなりますからね。
Web開発は基本的にローカルに直接開発環境を作らないで、Dockerコンテナ上に開発環境を作るようにしています。
ディスクの空きが少なくなったら気軽に消せますしね。
他は今やブラウザ上でできる作業がかなりあるので、そういうものをやることが多いです。
GitHubプロジェクトに色々書き込んだり、Google Appsのファイルを編集したりなどです。
セットアップでやったこと
箇条書きですが、このようなことをしました。
- Sモードの解除
- Home -> Pro アップグレード(13k円ぐらいかかる)
- Officeアクティベート
- Google chrome をインストール
- Google 日本語入力インストール
- Stationインストール
- DropBoxインストール
- WSL(Windows Subsystem for Linux)インストール(Ubuntu18.04 LTS)
- Docker Desktopインストール
- DockerをWSLにもインストールしてWindows側を動かすよう設定
- Visual Studio Codeインストール
- VSCode内からWSLのシェルを起動できるようにする
参考になった記事
おかげさまで、とても参考になりました。ありがとうございます!
Windows 10 の使い方メモ(Surface go 体験記を読んで思ったこと) - かずきのBlog@hatena
Windows 10でLinuxプログラムを利用可能にするWSLをインストールする(バージョン1803以降対応版):Tech TIPS - @IT
docker for windowsをWSLから呼び出す - Qiita
使っていて気付いたことなど
現時点で使っていて思ったことを並べてみます。Surface Go固有の問題ではなくWindowsをいじって思っていることです。
単に不慣れなので、いい解決法に気がついてないだけかもしれません。
- スペースが入ったディレクトリ名はWSLのUbuntu18.04 LTSだとコマンドの引数だと解釈される。この辺はMac OSXだとうまく解決されてるらしい。
- WSLでディレクトリの移動が大変なのでさっさとシンボリックリンクを作成したほうがいい。
- WSLとWindows両方にDockerをインストールしているのがちょっと気になっている。Windows側にだけインストールしてPowerShellで動かしていた時もあったけど、しばらく経つと何でもWSL上で動かしたくなってしまった。
- 重い処理をするときChromeを同時に使っていると固まってしまうことがあるが、Edgeを使うと改善することがある。
- Dockerのイメージなどは、使わないものをこまめに消さないとストレージを圧迫するので注意する。
- 重いDockerイメージのビルドは自宅で済ませておくことが非常に大切。出先でビルドが失敗すると腹が立つ。
Surface Goのために買ったもの
Surface Go関連で買ったものはこのような感じです。
安い物を探して買ったので、今後トラブルが発生したら報告します。
充電器
出先で使える充電器、PD対応でポートが3つあって安価なOmars製のものを買いました。
今の所これは買ってよかったです。
というように、1つあれば他の充電器を持ち歩かなくて済むようになりました。
USB Type-Cのケーブルも付属しているので出費を抑えられました。
Omarsの充電器は USB-C PDポート最大29W(単体だと最大45W)+USB-Aポート合計12W=3ポートの合計41W
ということなので、Surface Go純正の充電器が24Wなので、あと2台12Wでスマホ充電だと供給量は一応足りてるような気がします。
USB-Aポートは2台接続すると多分充電が急速じゃなくなるのかな。
自信ないので間違ってたらごめんなさい。
ちゃんと検証してないですが、同時充電出来ているようです。
ペン
純正のペンよりだいぶ安かったので、Heiyoのペンを買いました。
前半でも触れていますが、思ったよりペン入力を使っていないのでレビューはAmazonなどを見た方がいいです。
評判はいいようです。
動作は問題ありませんでした。
画面保護フィルム
【2枚セット】Surface Go 強化ガラス液晶保護フィルム - HOTCOOL日本製素材旭硝子製 超薄型 3D Touch対応 硬度9H 高透率 耐指紋 耐衝撃保護フィルムMicrosoft Surface Go対応
というものを買ってみました。
貼り付けたらすぐに気泡が消えていい感じです。
ペンの感度が落ちるなどの問題はあまり使用していないため自覚症状がありません。
暗い映像の動画を見ていると、画面に自分が映り込みガッカリするということがあります。
本体カバー
キーボードの裏側が汚れそうな素材だったためこちらのカバーを買いました。
安いし、外出時の不安定な扱いでも安心感があるし、キックスタンドを使わなくても自立するしで大変良い買い物でした。
サイズはぴったりです。
ペンを保持しておく場所などはないのでお気をつけください。
ハブ
これとほぼ同じものを中古で譲ってもらったのを使っています。
充電しながら使えます。
以上です。
全体として魅力的なサブPCだと思っています。
不具合等あれば追記します。